10代のあなたへ~晴耕雨奏のススメ

土いじりの好きなピアノ弾き。音楽大学講師。かつて怒涛の十代を過ごした私が、やがて十代になる娘に宛てて書きます

潮干狩り

f:id:seikouusou:20220417152724j:image1年ぶりに潮干狩りに行った。昨年、偶然通りかかって見つけた横浜の海の公園へ。出入り自由で無料!お昼ごろ干潮を迎えるという休日の午前中に現地入り。まずは砂浜に隣接した芝にテントを張って基地づくり。水が冷たい時期だったので私は「海には入らない」とのんびりテントで収穫を待つことにした。気合い充分の父子はまだ冷たい海に果敢に入って行く。もっと潮が引けば砂浜で掻き出すことも出来るはずなのだが「その時間には人が多くなりすぎる」と膝まで浸かって探る。娘は既にお尻まで浸かっている。どうやら沢山アサリが集まっている場所を探り当てると、素手でザクザク取れるらしい。昨年より1ヶ月程時期が遅いので、充分に成長したアサリが大漁。砂浜に上がった娘は急に身体が冷えてきたようで、大急ぎでテントで着替え、温かい飲み物とおやつで身体を温める。夫はまだ名残惜しいらしく海の中。さあ、今晩はアサリ尽くしだ。

お昼過ぎには帰宅して砂抜き開始。バケツの中のアサリ達は車に揺られた道中、羽ならぬツノをブヨーンと伸ばして元気満々。スーパーのアサリの生身は白っぽいが、採ってきたアサリの身は透明に近い。

大人はシンプルな酒蒸しが1番だが、クラムチャウダーを食べたい娘と野菜を切ったり一緒に料理。いずれにしても、とても一日では食べきれない量なので、砂抜き後、半分は冷凍することにした。明朝の味噌汁もアサリだ。

それにしても、スーパーのアサリと違って上品であっさりしているので、いくらでも食べられる。しばらく楽しめそうだ。

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